絵本作家の井上洋介さん(84)が3日に胃がんで亡くなったそうです!
井上洋介さんといえば、数々の絵本を世に送り出してきた絵本作家さんですが、
講談社出版文化賞絵本賞や日本絵本賞大賞など受賞していて
中でも、1番の代表作品はつりズボン姿のクマ「くまの子ウーフ」
90万部を超える大ヒット!だったそうです。
これだ売れていれば、知って人も多いと思いますが、
「くまの子ウーフ」について調べてみました。
くまの子ウーフについて
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「くまの子ウーフ」は、1969年(昭和44年)にポプラ社より刊行された
ウーフの色々な疑問をテーマにした童話を収めた童話集
作者は神沢利子さんで作画を担当しているのが井上洋介さん
くまの子ウーフは全9編の短編で構成されているようで、
全9編の題名は
- さかなには なぜしたがない
- ウーフは おしっこでできてるか??
- いざというときって どんなとき?
- きつつきのみつけた たから
- ちょうちょだけに なぜなくの
- たからがふえると いそがしい
- おっことさないもの なんだ?
- ???
- くま一ぴきぶんは ねずみ百ぴきぶんか
そして、
『こんにちはウーフ』(以前は、続くまの子ウーフだったが改名したそうです)
『ウーフとツネタとミミちゃんと』と合わせて、全3巻で「くまの子ウーフの童話集」となっているようです。
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「くまの子ウーフ」の内容も特徴的
この作品は、見た目や名前などから、「くまのぷーさん」みたいな内容かな?
と思ったのですが...
実際は読んだ後に、いのちの価値などを考えさせられる
道徳的な内容みたいで、哲学的なテーマのようです!
その内容は素晴らしく、小学校の国語の教科書にも載るなど
大人から子供まで支持される程。
2000年にはNHKの「あつまれ!わんパーク」でもアニメ化もされたようで
日本を代表する作品1つと言えると思います。
そんな素晴らしいウーフを手掛けた井上洋介さん
他の作品も気になったので調べてみました。
井上洋介さんの作品
絵本(オリジナル作品)
『ぎゅうぎゅうどうぶつえん』、芸術新聞社、2010年
『どっからたべよう』(わくわくたべものおはなしえほん)、農山漁村文化協会、2009年
『アナボコえほん』、フレーベル館、2008年
『ぐるぐるえほん』、フレーベル館、2008年
『ちょうつがいのえほん』、フレーベル館、2008年
『ゆめゆめえほん』(学習おはなし絵本)、学習研究社、2008年
『ビックリえほん』、ブッキング、2008年
『あじのひらき』(福音館の幼児絵本シリーズ)、福音館書店、2006年
『ブクブクブー』(教育画劇みんなのえほん)、教育画劇、2005年
『とぶひ』(学習おはなし絵本)、学習研究社、2004年
『ぐるりかぜ』、文溪堂、2004年
『おおガラス』、ビリケン出版、2004年
『でんしゃえほん』、ビリケン出版、2004年
『たわし(おひさまのほん)』、小学館、2001年
引用:wiki
挿絵を担当した作品
『ながぐつをはいた猫』、ペロー(著)、三木卓(訳)、ブッキング、2009年
『かちかちやま』 (日本名作おはなし絵本) 、千葉 幹夫(文)、小学館、2009年
『ちかちゃんのはじめてだらけ』(シリーズ本のチカラ)、日本標準、2007年
『ギャバンじいさん』、舟崎克彦(文)、パロル舎、2006年
『たべる』、谷川俊太郎(文)、アートン、2006年
『鬼の首引き』(日本傑作絵本シリーズ)、岩城 範枝(文)、福音館書店、2006年
『ゆきこんこん物語』、さねとうあきら(著)、理論社、2006年
『ものぐさ太郎』 (日本の物語絵本)、肥田 美代子 (文) 、ポプラ社、2005年
『えびすさんと6人のなかまたち』 (七福神ものがたり 1) 、中川 ひろたか(文)、佼成出版社、2004年
『宇曽保物語動物寓話集』、舟崎克彦(文)、風涛社、2004年
『おはなしめいろせかいのたび ヘンゼルとグレーテル』、杉山亮(文)、フレーベル館、2003年
『したきりすずめ』、岩崎京子(文)、にっけん教育出版社、2003年
『かあちゃんのせんたくキック』、平田昌広(文)、文化出版局、2003年
『ぼくらなかよしどろんこマン-だだっこライオン』、飯島敏子(文)、ひかりのくに、2003年
『くまの子ウーフ』(くまの子ウーフの童話集)、神沢 利子(文)、ポプラ社、2001年
引用:wiki
数々の素晴らしい作品を世に送り出した、井上洋介さん
きっと天国にいっても絵本を書き続けるのかもしれませんね。
ご冥福をお祈りいたします。